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ご紹介

当院産婦人科は日本産科婦人科学会に所属する医師で診療を行っており、福井大学産科婦人科学教室と密に連携しております。現在女性医師3名が外来を担当していますので、毎日女性医師の診察を受けていただけます。
女性のライフサイクルの中のいつの時期も女性特有の症状や疾患があります。年代に関わらず、丁寧な診察と正確な診断、治療を心がけております。

診療内容：産科

妊娠・出産は人生の中でも大きなイベントの一つです。初めての妊娠、2回目以降の妊娠に関わらず、その時の体調や不安を軽減し安心して出産していただくために、妊娠中助産師による丁寧な指導を3回行います。医師による妊婦健診では、日本胎児心臓病学会胎児心エコー認証医による超音波検査で胎児スクリーニングも行っています。また産後の様々な不安についても、行政と連携しています。

産科病棟には、陣痛から分娩、産後の回復期まで一つのお部屋で過ごしていただけるLDRが2室あり、シンフォニア社の分娩支援システムを導入しています。このシステムは映像と音響を用いて落ち着いた雰囲気で、緊張や不安を和らげた分娩ができるようにサポートします。

里帰り出産は、人数制限なくお受けしております。産婦人科外来へお電話いただき予約をお取りください。34週までの初診をお願いします。

診療内容：婦人科

月経（生理）に関するトラブル（月経痛、月経不順、過多月経、月経前症候群、月経前気分障害など）は多くの女性が困っている症状ですが、受診をせずに我慢していることが多いです。
思春期女性の月経痛を我慢させている親御さんをよく見かけますが、産婦人科に来ても婦人科診察（内診）が必須というわけではなく、経腹超音波やその他の画像検査でわかることもあります。思春期の月経痛は適切な治療で軽快することが多いので、ぜひ受診してみてください。

その他、月経のトラブルや腹痛を起こす、子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣腫瘍といった疾患があります。子宮頸がん検診を含めた定期的な婦人科検診により、安心して日常生活を送っていただきたいと思います。
閉経周辺期以降には女性ホルモンが減っていくことで、更年期症状（ほてり、発汗、肩こり、頭痛、精神症状など）や骨盤臓器脱、尿失禁、骨粗鬆症といった疾患が出てきます。快適な生活のために気になる症状があれば一度ご相談ください。

月曜午後、木曜午後を除き、病院の診療時間には外来診療を行っています。現在初診の方の電話での予約は受け付けておりません。初診の方は直接診療時間にお越しください。尚、その際には予約患者さんの診察を優先とさせていただいています。ご了承ください。

（2024.4）